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使われなくなった農地のことを耕作放棄地、遊休農地、休耕田、遊休地、などと呼びます。

例えば:

この耕作放棄地は
・都市部に人が流れている
・農地の跡継ぎがいない

といった理由から年々増え、2010年の調査の段階で確認された耕作放棄地の面積は40万ヘクタール、なんと東京ドーム8510個分もの土地が放置されているのです。この広い土地を有効利用しようと、農地に太陽光発電を導入することを太陽光発電の農地転用と呼びます。そんな中、農地を太陽光発電に転用すれば、以下のような素晴らしいメリットを得られます。

1. 耕作放棄地の再利用

広大な面積を持つ農地は、非常に価値のある不動産です。荒れた土地に雑草を生やしたまま放置しておくのは、あまりにももったいない話です。社会資源の有効活用にもなりますし、何より農地は一般的な土地よりも安く購入できるため、投資としても大変魅力的です。

2. 膨大な電気エネルギー生産

農地の日当たりの良さは太陽光発電システムを設置する上で理想的な条件です。住居の屋根に太陽光発電を設置するよりもはるかに高い発電効率を期待できます。ちなみに、一般的な家庭での太陽光発電の発電量は10kW未満であり、使用しなかった余剰電力は電力会社に売ることができます。一方、農地を活用した太陽光発電なら発電量は余裕で10kWを超え、大量の電気を買い取ってもらうことができます。電気の買い取り価格は年々低下傾向にありますが、発電量が10kWを超える場合、買い取り価格が20年間変化しない「固定価格買取制度」を利用することができ、経済的にも大変お得です。

3. 手続き省略

農地転用手続きの際には、農地の登記標本、図面、工事見取り図など、さまざまな書類が必要となります。行政書士に依頼すれば1020万円程度の費用もかかり、土地所有者にとって大きな負担となります。しかも、農地法や自然公園法などの条例と照らし合わせて違反していないか厳しくチェックされるため、審査には非常に時間がかかります。

また、地域によっては、申請しても許可が下りない可能性もあります。それらの手間を省けるのは非常にありがたいことです。


4. 営農との両立

地面にソーラーパネルを設置すれば、その農地で農業を営むのは非常に困難になりますが、ソーラーシェアリングならパネルの下で作物の栽培を継続でき、エネルギー生産と食料自給率向上の両立を図れます。

参考文献:

「失敗しない太陽光発電 エコの恩返し」 http://www.taiyoukouhatsuden1.jp/business/nouchitenyou.html

 

農業上の再生利用困難な、第一種農地も活用可能に

20133月より『農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備等の発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に行う』ことができる『営農継続型発電設備』、いわゆるソーラーシェアリングが可能となったが、これは、農業の適切な継続を前提に支柱部分の一時転用として認められたもので、3年ごとの更新が必要な制度。第1種農地などの優良農地でも設置が認められる一方で、農業生産量を2割以上減らしてはならないなどの条件も課されている。

これに対し、今回の法律の制定を契機に「営農継続型ではなく、一般的な太陽光パネルの設置に関する第1種農地の取扱いを明らかにする」と話すのは、信夫隆生農林水産省食料産業局再生可能エネルギーグループ長。

「従来、第1種農地には再エネ発電設備を設置することはできませんでした。今回の法律に基づき市町村が再エネ発電設備区域を設定する場合、農業上の再生利用が困難な荒廃農地などであれば第1種農地を含めることを可能とし、そこであれば一定の要件の下で農地転用を認める方向で農地法の省令の見直しを検討します。全国には再生利用困難な荒廃農地が13haありますので、土地利用の可能性が広がります。なお、風力発電については、風況が良いなど立地場所の制約があり、転用面積も非常に少ないため、現在耕作が行われている第1種農地でも、再エネ発電設備整備区域に含めることを認める方向です」。

また、この法律に基づく協議会の活用が重要だと信夫氏は語る。「多様な関係者が集まる協議会をうまく活用すれば、新たな視点から地域の未利用の土地の活用アイディアが生まれてくる。知らない人が知らないうちに知らないことをやっていた、ということではなく、地域を想う人が農林漁業とエネルギーのありようを議論し、さらには暮らしや産業、地域全体をどうしていくかということを議論する場としても協議会を活用してほしいと思います」。

参考文献:Vol.62 第2回 農林水産省聞くhttp://www.goo.ne.jp/green/life/taiyoukou/vol62/